2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

はっぴいとは言えんど

まぁ、先週は待ちぼうけである。 もう馴れっこだ、と言いたいのだが、実はそうでもない。 ただ待っているだけ、というのも能がないので、いろいろ考えたり動いたりする事にはしたのだが…。 『トキワ荘の青春』を見たら、なぜかはっぴいえんどが聞きたくなっ…

生きている内に忘れられた人間は、死んだ後では思い出しようがない。

どういうわけか耳かきがない。 まぁ、うちの猫の仕業に決まっているのだが。うちの猫は耳かきが好きだ。これまで幾つの耳かきが、彼の犠牲になったかしれない。しかし、一本も見当たらないとは、どういうことだ? それはともかく、参考試写と称して、ひとり…

しかし、われわれは…楽しむことだ。

8/23からシネセゾン渋谷のレイトショーで公開されるジュリアン・テンプル監督『NO FUTURE:A SEX PISTOLS FILM』と10月にやはりシネセゾン渋谷で公開されるドン・レッツ監督『THE PUNK ROCK MOVIE』を続けてみる。 パンク・ロックのドキュメンタリーとしては…

まぁ、元気づけられたのだな。

暑い、暑い。 この半年ぐらいずっと振り回されている気がする。 しかし、落ち込んでる暇はない…。 昨夜は、遅くに9月にインする作品の主演女優であるWから電話。なんだかしみじみ長い時間話す。昨日は、この新しい作品が、どのような作品なのか、初めて捉ま…

その未完成性によって永遠に終ることのない物語

なんかもの凄く疲れる。 無神経な物言いに、訳もなく腹が立つ。 多分、疲れすぎているのだ。 建設的でない無為な会議も、もうたくさんだと思う。 どこにいっても、何をしてもこんなもんなんだろうけど…。 さてさて、昨日は夜になって助監督Kが訪ねてくれて、…

ぼくらの作品は、無事離陸を果たすだろうか…。

なんだかね…。 もう弊害しか見えてこない。 さてさて、鈴木卓爾さんと打ち合わせ第2弾。 13時過ぎに始った打ち合わせは、19時まで続く。しかし、これが面白い。原作の検討にはじまり、黒沢清監督の『アカルイミライ』の分析から別役実の傑作戯曲『ジョバンニ…

誰が自分にこの負債を契約したのか。

またもや腰が痛い…。 水木しげるさんの資料を読むことから、貸本マンガ(もちろんマニアではないので、そんなには読めない)の資料を読むことにスピンオフ。徳南晴一郎『怪談 人間時計』『ひるぜんの曲』から、つゆき・サブロー『寄生人』へ。太田出版からか…

古くたって面白いものは面白い。

足立倫行さんの『妖怪と歩く 評伝・水木しげる』読了。 その後半、次のようなくだりがある。 足立さんと水木さんは、こんな話をする。神戸市立美術学校で何を学んだかという話である。 水木さんは言う。 「人物が苦手だったんです。風景は好きだけど人物画が…