2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ここにおいて、「図」と「地」は反転する。

ああ、これはどうなんだろう。 なんだか胃が痛い…。 とにかく資料を読み続ける。ここのところは、足立倫行さんが書いた『妖怪と歩く 評伝・水木しげる』。印象に残るのは、水木さんの絵について書かれた部分である。よく言われることではあるが、「背景の細…

「世界はやがて改革されるはずだ」と言って、死ぬまで口をつぐんだ。

最近いろいろなことがよく分からない…。 分からないが、分からないと言っていても仕方がないので仕事をする。千本ノックのように打ち合わせをするのだ。今日は4本…。そして合間に電話、電話…。3本以上打ち合わせを続けていると、時々自分が何ついて話してい…

明るい色の虚無が、そこにある。

うーん、なんだか喋りすぎたような気が…。 今日は、鈴木卓爾さんと打ち合わせ。13:00に待ち合わせて、22時過ぎまで、あれやこれや。その後、女優のWと電話で更に喋る…。卓爾氏と話すのは面白い。話は、核心から、あちらへ飛び、こちらへ飛び、ぐるりと回って…

いつまでたっても読み終わらない「本」が好きなのだ。

まだ週の半ばなのに…。 『1973年のピンボール』から『風の歌を聴け』と続いた村上春樹初期作品祭り(ひとりでだが)は、『羊をめぐる冒険』へ。もう少し「僕」と「鼠」につき合ってみたくなったのだ。この本を読んだのも最初に単行本が出版された時以来であ…

恐らく僕のことなのだろう。

今週は妙に疲れた…。ショックなことがあり、馬鹿馬鹿しいことがあり、待機があり、なんともいい加減な感じで動き出した企画があり…嬉しいのは嬉しいのだけれど。そう言えば、BRAINZもあったっけ…。 ユリイカの原稿を送るとY編集長から電話がある。トリッキー…

世の中にはそんな風な理由もない悪意が山とあるんだよ。

解決しない、あれやこれや。そんな毎日ではある。それでも、やらなければならないことは多い。 清順師は、お風邪を召されたようで、明日は延期となる。久しぶりだったので、少々残念。ご高齢なので、来週またお電話することにして大事をとっていただく。 ユ…

たとえば、星を見るとかして。

うーん、いろいろ駄目なんじゃないかと思う。ちょっと今日は、頭が混乱気味。あれこれ考えるのだが、まったくまとまりがつかない…。 夜、久しぶりに清順師に電話をする。もちろん椅子の上に正座である。お元気そうな声では、ある。先日の葉書には、あれこれ…

俯瞰を弄んでは、いけない。

なんだか、な…。 それはともかくマイケル・ハーの『ディスパッチズ ヴェトナム特電』が届く。 ほかの読書は、すべて中断して読み始める。まだ25ページ。すでに特派員であるマイケル・ハーは。「一歩の耳でカセットのロックンロールを、もう一方の耳でヘリの…