旅人かえらず。

hogodou2008-02-09

東京は、夜からまたもや雪。
茶店を出ると、もう積もるような勢いだった。
いやはや…。
奥原浩志監督から企画を進行させている作品のシノプシスが、届く。一緒に“秘策”の情報も。やはり、面白そう。
今週は、いろいろな仕事をして、飛ぶように日々は、過ぎていく…。
不意に気になって、西脇順三郎の『旅人かえらず』を読む。
最後迄読んで、またゆっくり最初から読み始めた。
「幻影の人」とは誰か? 
同じ西脇の書いた『古代文学序説--幻影の人--』を本棚から引っ張りだす。
宇波拓さんから『一万年、後…。』のサントラを含む、HIBARI MUSICのCDがたくさん届く。
ありがとうございます!
大友良英さんや、宇波さんの活動を見ていると、映画は往生際が悪いのだ、と思えてくる…。
そう言えば、大友さんの映像を撮りため、作品に仕上げようとしている岩井さんとも電話で話す。

砂の影』は、ユーロスペースで公開中。
しかし、このような仕事も考えなければ、今のままではやりにくくなっていく予感がする…。
いや、確実にやりにくくなっていくだろう、と思う。

23日の上映終了後に、甲斐田監督、江口さん、ARATAさんをむかえてのティーチインがあります。
ご興味のある方は是非。

こう書いている間にも、雪が屋根から落ちる音がする。