そういう訳さ ハニー

hogodou2007-05-30

移動中、ムーンライダーズのシングル「ゆうがたフレンド(公園にて)」と『青空百景』を続けて聞いていて、ふと涙ぐんでしまう…。若いってこういうことなんだ。年をとるって、こういうことなんだ。すごいバンド。
物は壊れる 人は死ぬ そういう訳さ ママン
三つ数えて 眼をつぶれ そういう訳さ ハニー
始動した甲斐田組の打ち合わせが続く。今回の甲斐田祐輔監督の作品は、20年前にあった現実にあったある事件をもとにしている。脚本は、事実を離れ、甲斐田監督らしいノワールとして映画になっている…。製作部と具体的な舞台となる部屋の打ち合わせ。団地の話をする。甲斐田監督は団地育ち。僕はまったく団地を知らないので、団地に行くとよく迷ってしまう。後藤明生の小説ではないが、団地は迷宮であり、不穏な魅力的を持った舞台だ。たむらさんに撮影をお願いするにあたって、『TANPEN』をDVDで参考試写。幾つかの処理に関して、ジャック・リヴェット監督の『彼女たちの舞台』をDVDで参考試写。『彼女たちの舞台』のDVD化は嬉しい。傑作だと思っている。何度観てもラストの献辞で泣いてしまう。
その間に幾つか電話。
『赤い文化住宅の初子』が公開中のタナダユキ監督の新作(2つある)に関して、出資を打診してた会社から朗報。嬉しい。
そして、秋にインする予定のタナダユキ監督の脚本(初稿)が脚本家Mから送られてくる。ありがたい…。
引き続き『佐谷画廊の30年』を読む。
今日のiPod ムーンライダーズ「ゆうがたフレンド(公園にて)」→『青空百景』