『赤い文化住宅の初子』初日

hogodou2007-05-12

今日は、タナダユキ監督『赤い文化住宅の初子』の初日でした。
いらしていただいた皆さん、ありがとうございました。
撮影にご協力いただいた皆さん、スタッフ、キャストの皆さん、『赤い文化住宅の初子』が公開になりました。本当にありがとうございました。

タナダ監督は、朝からJWAVEのラジオに生出演。その後、舞台挨拶のために渋谷シネ・アミューズへ。途中、食事をとりながら、いろいろと打ち合わせ。舞台挨拶では、東亜優さんをはじめ、塩谷瞬さん、佐野和真さん、浅田美代子さん、原作の松田洋子さんと合流。松田さんが、とても喜んでくれているのが嬉しい。浅田さんは、舞台挨拶にまで来てくれた。タナダ監督と栄子役を浅田さんにお願いしたいと考えたとき、正直に言って、これから自分たちが作る小さな映画に浅田さんが出演してくれるのかどうか分からなかった。とにかく頼んでみようということになり、タナダ監督に依頼のお手紙を書いてもらった。何が書かれていたのか僕には分からない。封をして、そのままマネージャーさんにお渡ししていただいた。マネージャーさんの、浅田さんのようなベテランと言っていい方と若い監督に出会ってもらいたいと思っている、という言葉に随分勇気づけられたものだ。そして、浅田さんは出演を快諾してくれたのだ…。
浅田さんの役への真摯な態度に、僕たちは感動した。
それから、画面に浅田さんが入ると、ぱっと画面が華やぐのにも驚いていた…。

長谷川四郎の『鶴』を本棚から抜き出す。
今は結城信一の『不吉な港』を読んでいる。版画家駒井哲郎をモデルにした小説。
ストローブ=ユイレの『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』を見る。
今日のiPod グスタフ・レオンハルト『バッハ/フーガの技法