さらば愛しき大地

hogodou2007-04-08

と、昨日の日記に田村正毅さんのことを書いたら、女優であるWからメール。
田村さんと会いたいのだけれど、一人ではなんなんで、二人で会いに行かないか、と。偶然である。彼女がこのブログを読んでいるはずもない。すぐに、さすがW、と電話をする。霊感あるんじゃない? 今週、田村さんと打ち合わせするよ。ちょっと自分が怖い、とWが笑う。でも、そういうことありそうだよな。W、田村さんのこと大好きだから…。
あの映画の言い出しっぺは、Wだったし、脚本を田村さんに読ませてくれたのもWだった。まさか田村さんが撮ってくれるとは思ってもみなかった…。
打ち合わせ終わりで、Wと合流することにする。
田村さん、菊池さん、譲さん、美術の磯見さん、Wも俳優のNとも、かつて渋谷にあった、ある制作室で出会った。あれからもう何年もたってしまったけれど、未だに自分にとって、とても大事な人たちだし、別の現場でも撮影なら田村さん、録音なら菊池さん、照明なら譲さん、美術なら磯見さんのことを考えてしまう時があるのは否定できない。彼らとの出会いは、それだけ鮮烈な体験だったのだ。
譲さんは、もういないけれど、自分がスタッフを組むたびに、なぜ譲さんに相談できないんだろうと、なんだか不思議な気持ちになる…。
移動中、ふと立ち寄った中古レコード屋柳町光男監督の『さらば愛しき大地』のビデオを買う。撮影は、田村さん。
明日は、菊池さんのスタジオで、奥原浩志監督『16』の音を聞く。
今日のiPod TORBJORN ZETTERBERG『krissvit』
TORBJORN ZETTERBERGの別プロジェクト。ピアノを排し、4本のサックス、2本のトロンボーン、ドラム、オルガン、ベース、パーカッションという編成。