いるべき場所

hogodou2008-02-28

気がつけば、2月も終わり…。
砂の影』のユーロスペースでの上映も、明日迄である。
この映画では、ほんとうにいろいろな方にご協力をいただき、そして、ひとまず東京での上映を終えるところまでたどり着きました。ほんとうにありがとうございました。
ブックファーストの知り合いの店員さんに『砂の影』を見たと声をかけられたのも嬉しかったし、仕事先の部長さんの大学生の娘さんが偶然見てくれたという話を聞いた時も嬉しかった…。
昨日は、劇場でHEADZの佐々木敦さんと音響の菊池さん(なんか毎週会ってる…)、甲斐田監督の映画の音をめぐるトークショー。見に来てくれた奥原浩志監督やパンフレットを手伝ってくれたライターの山口哲一さん、それから3月に映画美学校の2期生を中心に集まった女性監督ばかりの作品をユーロスペースで連続上映する『桃祭りpresents 真夜中の宴』の監督二人(大野さんと木村さん)と打ち上げ。敬愛する編集者Sさんや女優のNさんもご夫婦で見に来てくれていた。
打ち上げでは、なぜかHEADZのキーマンであるO氏の話題で盛り上がる…。
今日は、鈴木卓爾さんが上映を見に来てくれる。CMの撮影中で朝早いのにありがとう。しばし、お互いの近況報告。来週また連絡をとることにする。
明日の最終日もトークがあります。長崎俊一監督と甲斐田監督と三人でトークをします。お時間があったら是非いらして下さい。
ECDさんの新譜『FUN CLUB』を聞く。
最近ずっとジョイ・ディヴィジョンニュー・オーダーだったので、いきなり一曲目の「翼をください」にヤラれる。『いるべき場所』も面白かったし、『失点イン・ザ・パーク』は、あの年に読んだ小説の中で、三本の指に入る傑作だった。ECDさんの小説がまた読みたいと思う。
ふらりと入った古本屋で、山口剛著作集の端本を1000円で2冊。国文学者。第2巻江戸文学篇が面白い。「雨月物語断影」「怪異小説研究」「夕顔の巻に現はれたるもののけに就いて」…。